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ご挨拶

京都烏丸鞍馬口の八百屋 食彩市場では、京都・滋賀などの近郊農家さんと直接契約し、
とれたての無農薬のお野菜を販売しております。
旬のお野菜を取り揃えておりますので、食べたいときに食べたいものをご用意することはできませんが、ベストの時期にベストのお野菜を取り揃えてお待ちしております。
また、当店はすべて国産の野菜を取り扱っており、「安心安全、おいしい、安い」を心掛けております。
その他にも、「心と身体においしい食材」をコンセプトに日本各地から取り寄せた無添加の調味料や乾物、茶葉なども豊富に展開しております。
合言葉は“今だけ、ここだけ、あなただけ”です。

なぜ農薬を使うのか

食の安全性に関心が集まるようになり、お野菜も無農薬や有機栽培のものに対するニーズが強くなる中 百貨店やスーパー、またネットなどでも有機栽培のものが手に入りやすくなりました。

そもそもなぜ、農薬や化学肥料を使わなくてはいけなかったんでしょうか?

それは農業の効率化とお野菜の品質保持のためでした。

天候や虫害からお野菜を守るために
驚くことに3000年も前にワインなどに種を浸けるという方法から農薬の概念はスタートします。

その後、肥料の発見とそれに付随する害虫の出現、そして対処法の発展から科学的な農薬が生まれては
その効果がもたらす自然への影響など
人類は発明と失敗を繰り返しながら農薬を発展させていきました。

意外と知られていませんが有機物や天然抗生物質を主原料にした
農薬の発表も1960年ころから始まるなど
ついて回るリスク回避に力を入れてこられたのもまぎれもない事実です。
また、農薬に関する毒性検査も年を追うごとにかなり厳しくなっています。

食物の需要と供給を安定させるためには効率的な農業は今や不可欠とされながらも
そのために必要な農薬に対する規制も厳しくなっているのは事実ですが、
非常に悪いイメージを持つ農薬は今になっても嫌煙されがちです。

もちろん使わないに越したことはないのですが
僕が印象的だったのは『農薬使わな野菜なんか作れへんぞ!』と農家さんに本気で怒られた事です。

農業で生計を立てるには数を裁かないといけない。
その為にはたくさんお野菜を作らないといけない。
効率よく、見栄えもよいものをたくさん作って売る。
これが農家として生計を立てていく為に必要な考え方であり
それを具体化させるために農薬の力とその厳しい規制が存在しているのです。

農薬や化学肥料を使わないお野菜

前述したように農薬の役割には様々な時代背景が存在し、今なお発展しています。

それとは別に関心が高まり続ける有機栽培のお野菜。
こちらに関しても言葉だけが先行し、中身があまり知られていないので
改めてまとめてみたいと思います。

お野菜を作るうえで今や不可欠とされているのが『肥料』です。
日本においては、鎌倉時代に田んぼに糞尿が混ざった便所の水を撒いたら
お米がたくさん育ったとの言い伝えが肥料の起源と言われており
そこから鶏糞や牛糞にシフトしていきます。
(ちなみにこの糞を肥料にするのは日本独特の文化だったそう。)

そして糞尿には虫が大量に発生するのは周知のとおりで
その扱いにくさから他の主成分にも注目が集まるようになり
油粕や米ぬか、貝殻などにまでその肥料としての可能性が見出されるようになり、
それらは有機肥料などと呼ばれるようになり
有機肥料を使って育てたお野菜が『有機栽培』と呼ばれることが多いです。
(人によってとらえ方が異なるのでこういう表現にさせて頂きます。)

原料それぞれによって効果の差はもちろんありますし、リスクだって存在します。
肥料の養分が多いということは雑草もたくさん生えてきます。
これを手で抜くのか、除草剤で処理をするのか。
ここで農業効率もかなり変わります。
しかし、安全性と味を追求するなら有機肥料を使い草抜きも手で行うのが一番であります。

そして、除草剤や殺虫剤というのがいわゆる農薬になり、これを全く使わないのが『無農薬栽培』
そして国が定めた基準量の半分以下で農薬を使用した場合は『減農薬栽培』と言われることが多いです。
(人によってとらえ方が異なるのでこういう表現にさせて頂きます。)

前述したとおり、有機物質を主原料にした農薬が現在は主流で
有機JASの印がついてる野菜でも同じような農薬を使うことは可能とされています。

食彩市場の考え

では食彩市場はどういう思いで八百屋を営んでいるのか。

それは“なるべく”の精神でお野菜をご用意するという事につきます。

安心安全で味がよく、適正価格販売を求める消費者
そしてできるだけお客様が喜ぶお野菜を栽培する事で生計を立てたい農家

この2つを結ぶのが八百屋食彩市場の仕事だと考え
農家さんの畑へ直接伺い栽培状況とどんな思いで育てたかを常に農家さんから話を聞き、
それを店頭に持ち帰り、新鮮なうちに農家さんの思いとともにお客様へと届ける。

生育状況によっては農薬を使う場面だってあります。
天災によりお野菜がうまく育たず、収穫量が減ってしまえば単価も上がる時だってあります。
ですが、努力でカバーできるところは絶対に怠らず
食べてくださる皆様のことを考えて頑張って農業に勤しんでおられます。
かと言って、思いを押し付けるのは趣味ではないので皆さんに伝わるようにナチュラルにできたらなと。

なのでいつでもお客様の希望に沿うような状態でお野菜をご用意することは難しいかもしれませんが
“なるべく”理想のお野菜をお届けしたい。
そう思って農家さんと共に頑張っていきたいと考えています。